たのおか旅行ノート

旅行をいろんな切り口で書くブログです。

岩手県・一関で(ブ)ランチ 名物の「もち料理」と「はっと」って知ってる?

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岩手県・一関市、一ノ関駅にやってまいりました。

奥州地方・一関の名物料理についてご存じでしょうか? それはもち料理はっと。一体どのようなものなのか、食べてみましたのでレポートします!

今回訪れた蔵元レストラン せきのいちさんは食事ができるだけでなく博物館なども併設されており、観光スポットとしても持ってこいのスポット。

一関は有名な中尊寺のある平泉からも近いので合わせて立ち寄りたい街。おススメです。というか私が再訪したいな。

それではどうぞご覧ください!

※2019年3月に行った"北海道&東日本パスで行く東北鉄道旅行"2日目②の記事になります。 

ちょっとマイナー? 実は観光スポット豊富な一関市

岩手県の観光地と言えば、世界遺産でもある平泉の中尊寺金色堂を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

一方で実は一関も観光資源豊富なところで、例えば厳美渓(げんびけい)や猊鼻渓(げいびけい)といった自然の織りなす絶景スポットを擁します。

それでは一ノ関駅周辺、市の中心部はどうでしょうか?

一関は歴史の古い街。その名の由来は平安時代まで遡ることができ、中世以降は一関城の城下町として発展しました。江戸時代の武家屋敷や蔵が残ります。

今回はひとまずお腹を満たすために急遽訪れたので滞在時間を取れませんでしたが、今度訪れたときはじっくり散策してみたいと思いました。

 

岩手・一関の名物① ハレの料理 「もち料理」

ここからは一関で食べられる郷土食をご紹介していきます。

まずはハレの日の料理、もち料理ハレの日というのはおめでたい日を表す言葉で、例えば結婚式やお祭りの日のこと。そういったときに食べられた特別な料理がもち料理です。

もち食文化は当時伊達藩(仙台藩)から伝わったものだそうで、武家流の食べ方の作法もあります。後ほど解説しますね。

 

岩手・一関の名物② ケの料理 「はっと」

こちらはケの料理というのはハレの対となる言葉で、普段・日常の意味。いわゆる普通のご飯、といったところです。

小麦粉に水を加えて練った生地を延ばしてもので、それを汁にしたり鍋に入れたりして食べます。

一関以外でも東北地方を中心に広く食べられているようですね。

 

「蔵元レストラン せきのいち」で(ブ)ランチ

今回訪れたのは蔵元レストラン せきのいちさん。

sekinoichi.co.jp

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レストランだけでなく、カフェ・博物館・文学館などが集まっています。

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また、蔵体験として内部の見学ツアーやビール工場の見学・醸造体験などもやっているみたいです。これは行ってみたい!

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左の赤っぽいレンガ造りの建物がレストランです。

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一関名物「もち料理」と「はっと」を実食

それでは実際に食べてみましょう! はっと鍋モチ料理のセットをオーダー。

 

まずは「はっと鍋」

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写真左側の紙に包まれているのがはっとの生地。小麦粉をこねたものです。

これを自分で細長く伸ばしてちぎって鍋に入れ、煮て食べるのです!

はっとそのものは想像通り素朴な食べ物。いかにもケの料理、日常食といった感じがします。

手で伸ばすのでうどんとは違って表面に凹凸ができ、生地の厚みが不均一になるのでそれが独特の舌触りを生み出しています。しっかりとした噛み応えがあって力強い味わいです。

鍋の汁は香ばしい出汁が効いておりなかなか上質。野菜もたっぷりです。副菜の種類が多いのも嬉しい。

 

続いては「もち料理」

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雅な椀です

まず注目したいのは食器。漆塗りの雅な色合いです。ハレの日のご馳走であったことを思わせます。

そしていろいろな味付けのバリエーションでもちを頂くのがもち料理の特徴。

右上から時計回りにゴマ、なめこと大根おろし、こしあん、ずんだです。仙台藩との関連も感じられますね。

お餅は搗き立てで柔らかく、様々な味付けのもちを少しずつ味わえるのがなんとも贅沢な感じ。こしあんは非常に上品な甘さで、一方ずんだは力強い豆のコクと甘みが感じられました。

この4種類だけに限らず他にも多くの種類の味付けがあり、約300種類もあるそうです

例えばじゅうね(じゅうねん)。東北ではエゴマのことをこう呼びます。会津・七日町で食べたしんごろうもじゅうねん味噌を使ってましたね!

<しんごろうを食べた回>

www.tano-oka-trip.com

また、一関では沼エビという小さなエビが特産で、それをまぶしたエビもちが本来のメニューでしたが、若干甲殻類のアレルギーを持っているため、なめこと大根おろしのもちは変えてもらったのでした。

真ん中のものは大根のなますで、すりおろしたものに甘い酢で味をつけてあります。

 

もち料理の食べ方の作法

実はこのもち料理、食べ方にもかなり細かく作法が決められています。武家社会に伝わる礼儀作法の小笠原流を汲むものだそうです。

一部だけご紹介しておきます。

初めに真ん中のなますを味わいます。喉を潤し、通りをよくするためです。

次にアンコもちから食べ始め、その後なます、もちという風に交互に食べ進めるのが順番の決まり。毎回口の中をさっぱりとさせ、リセットするることが目的だそうです。

最後にはたくあんを一枚残しておき、それで椀をぬぐってきれいにして仕上げ。

そんなところまで決まっているとは!

 

「蔵元レストラン せきのいち」へのアクセス

一ノ関駅からは徒歩15分。一関の街の散策や平泉を訪れた際におススメです。

 

一関名物「もち料理」「はっと」:まとめ

一関の名物、もち料理とはっと、そして蔵元レストラン せきのいちさんをご紹介いたしました。

岩手県の名物料理と言えばわんこそばに押されがちですが、こちらも非常に魅力的なので是非覚えておかれると良いかと思います。

個人的には一関の街並みやもち料理は大変気に入ったので機会があればまた訪れたいと思いました。

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

次回、お楽しみに!

<前回の記事はこちら:"2019年 北海道&東日本パスで行く東北鉄道旅行"2日目①>

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<次回の記事はこちら:"2019年 北海道&東日本パスで行く東北鉄道旅行"2日目③>

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